1年目看護師A
今回、喉頭を摘出した患者様の退院後の努力を拝見する事が出来ました。
手術をし「声を失う」という苦しい選択をされた患者様たちは銀鈴会という会を
通じて喉頭発声を習得しようと日々奮闘されておりました。
上級者の方にお話を伺い、カラオケも楽しむ事ができるとのことでとても驚きました。
今後、喉頭癌で摘出術を受けられる患者様には銀鈴会の存在を知っていただき、
励みにしていただきた いと心から思いました。
1年目看護師B
今まで、使用していたコミュニケーション手段である「発声すること 」を
手術により失うことは葛藤も あり、中々受け入れられない事だと思います。
銀鈴会に参加している方の中にも、その様な思いをした 方が居られることと思います。
皆さんが難しい発声法を一生懸命練習している姿を拝見し、
銀鈴会の存在があまり知られていないこと がとても残念だと思いました。
私はこれから手術により声を失う方には会の存在を、
そして会の中で頑 張っている方がたくさんいらっしゃるという事実を
伝えて行きたいと思いました。
1年目看護師C
銀鈴会に参加させて頂き、手術により声を失った時の喪失感や再び声を出せるように
なった時の喜びなどお話を聞かせて頂きました。
見学するまでは、訓練をすれば簡単に声が出せるようになると思っていたのですが、
発声できるようになるまでには個人差があること、
また話せるようになるまで皆さんの 毎日の努力が欠かせない事を知りました。
日々継続すること、努力する事の大切さを実感しました。
今後、手術により「声 」を失う患者様が入院された時には銀鈴会の存在を
お知らせしていきたいと思 います。
貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
1年目看護師D
私は、今回「銀鈴会 」に参加させて頂き多くのことを学ぶ事が出来ました。
喉頭摘出をされた方が、再び声を出せるようになることは知識としてありましたが
実際にその「声 」を 聞いたことがなかったので皆様の「声」を
実際に聞き非常に驚きました。
私は、普段当たり前のように声を発していますが喉頭を摘出された方が
必死に練習をされている姿を拝見し、声がでなくなった時の失望感、
そして声が出る様になった時の喜びはとても大きなものに違いな いと感じました。
そのことを証明するかのように、銀鈴会に参加されている方たちの笑顔は生き生きされて
いました。
中には、練習に使用している用紙がぼろぼろになっている方もおり、
ここまで、頑張って こられたことが伝わってきました。いただいた資料に目を通すと、
そこには呼吸法やその仕組みが分かり易く書かれており、
配慮が隅々まで行き渡っていると感じました。
更に驚いたのは、指導者をしているのが医師や専門家ではなく
喉頭摘出者自身であることでした。
しかし、銀鈴会は全国で実施されているにも関わらず多くの人に
まだ知られていない現状と伺いました。
私たちは、もっと身体にハンデイキャップを持つ人を支援してくれる組織を
世の中に広めるべきである と強く感じました。
1年目看護師E
今回の見学を通して、初めて「銀鈴会」の存在を知りました。
食道発声の練習法や活動の内容を見学 させて頂きながら、
たくさんのお話を聞くことが出来本当によかったです。
声を出せるようになるまで がとても大変で、何度も繰り返し、
腹筋を鍛えるなど日々努力をされていることも知ることが出来ました。
何より、話せるようになることの喜びを伺って、
周囲の人々にも銀鈴会の存在を知ってほしいと思いました。
私も看護師として今後出会う患者様に、銀鈴会で学んだこと活動内容などを
含めて伝えて行き たいと思います。
ありがとうございました。
2年目看護師A
今回、銀鈴会を見学させていただき「発声」するということがどんなに大変なのか
ということが分かりました。
私たちが何も考えずに発している声を、
皆様が日々練習を積み重ねその努力の結果で声を習 得しているということが
理解できました。
見学させていただくまでは少し練習すれば発声できると思っ ていました。
しかし、実際には数ヶ月も掛けて腹筋トレーニングを行い発声することが
出来るようにな ることを知りました。
また、毎日続けないと上手くならないことも教えて頂きました。
銀鈴会見学という機会を通して、食道発声の習得をするには地道な訓練と
努力が必要であることを知 りました。今後の看護に生かせるよう、
喉頭摘出を受ける患者様には見学で学んだ事を伝えていこうと 思います。
貴重な体験をありがとうございました。
2年目看護師B
今回お忙しい中、銀鈴会を見学させていただきありがとうございました。
緊張している私たちを、皆様が笑顔で迎えてくださりとても嬉しく思いました。
喉頭を摘出された方が発声することは、いかに大変で、努力が必要かを
伺い知る事が出来ました。
私たち が、普段行っている発声と食道発声の仕組みの違いにまず驚き、
その食道発声を習得するまでの練習期 間は想像をはるかに超えました。
しかし、皆さんの表情はとても生き生きとされていて辛そうな雰囲気 は
微塵も感じられませんでした。
皆さん汗を沢山かかれていて大変なご様子でしたが
とても楽しそうで 充実されているように感じました。
それは、皆さんが同じ想いを体験された仲間だからなのではなし、かと思いました。
会長も講師の方も全員が同じ想、いでいる事が、皆さんの頑張りを
支えているのだと思い ました。
今後も病棟で、喉頭摘出をされる患者様のケアをさせて頂く機会があると思います。
その際に、皆さ んの頑張りを伝え患者様の選択肢を少しでも増やして
差上げる事が出来ればと考えております。
これか らも寒い日が続きますが、お元気で過ごされますようお祈りしております。
2年目看護師C
先日見学させていただいた銀鈴会で、私は初めて声を失った患者様が食道発声を
行えるようになるまでの過程を知りました。
又、皆さんのお話を伺って病院外での生活で「発声 」の役割は大きなもので
あるということも改めて感じました。
今後、手術に臨む患者様にも努力次第で声を蘇らせることが出来るということを
伝えて行きたいです。
2年目看護師D
今回銀鈴会に参加させていただいて先ず思った事は、健常者と変わらないほど流暢に
会話ができるの だという事です。
喉頭を摘出したとは思えないほど驚きました。
しかし、見学していく中で発声できる ようになるまで長時間を要することや、
体力・集中力・忍耐力が必要である事を知り、
簡単に発声できる ものではないのだと実感しました。
また、発声することが出来たとしても高齢化による体力の低下などにより、
発声しづらくなるという現実があることも知りました。
発声訓練は、喉頭摘出者の先輩が後輩 を指導するやり方で、行っていました。
指導者の方々が高齢化してきており、指導内容も個別性を考慮した指導が必要であり、
運営して行く中で沢山の問題を抱えている事も知ることが出来ました。
しかし、その中でも会員の方々は「自分の声を取り戻そう」「後輩の声を取り戻そう」
この声を維持しよう 」と訓練に取り組んでいました。
また、自分たちでもっとこうした方がよいのではないか、
これ があったら便利だというアイディアを生み出し、それを実行している姿に
感銘を受けました。
日本には喉頭摘出者の団体連合会が多く存在していますが、
その存在を知らずに生活している方もい ると聞き、私はとても残念だと思いました。
医療者の中でも知らない人や、喉頭摘出者にその存在すら 教えられていない現状が
あることも知りました。
区役所など、公的機関において各連合会のお知らせを するにもシステムが
ないことを伺いとても悔しい思いでいっぱいです。
今回私は、銀鈴会について会員 の皆様の協力があり多くの知識を得る事ができました。
会の存在を知っている者として喉頭摘出の方々に一人でも多く「銀鈴会 」の存在を
伝えて行きたいと思います。