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入会当時の回想 |
早いもので、入会してから10年以上も経ちました。当
時を振り返ると正月も近づいた12月中旬に娘に付き
添ってもらい初めて教室に入りました。
入会した次の週は二学期の終了日で、正月休みに入って休み明けの三学期から通うよ
うになりました。「あ」の一声も全く出ていないのに月
末に行われたホテルでの新年会に出席して当時からお酒
だけはしっかりと頂いて「しようがないものだ聞き役に
まわっていました。
一年と半年が過ぎた頃から吸
引が少しずつ進化して行きました。教室での練習、そし
て新聞・雑誌の音読、そしてテープ録音での声の確認、
これは今でも続いて、両面で一時間のテープが200本
近くになりました。
声帯を悪くして25年近く
なりますが、喉摘になるまでの間、2年に1回の手術を
六回受けていました。
声を悪くした当時、電話も出来なくなり、やむなく
会社勤めを辞めざるを得なくなり、50代半ばで家内が
やっていたお店をやるようになり、それがまだ続いてい
る状態です。喉摘になってからは、食道発声の練習の場
でもありました。
自分の声
の変化と共に歩んできたお店も、今になっては中々やめ
れずにいますが、来年には後期高齢者の仲間入りになる
ところまで来たので、そろそろ考える時期に来ているよ
うです。これからも神奈川銀鈴会の一員として新規会員
が増えて来ることを願い、また現会員の方でも
体調の許す場合は教室へ来て、仲間との会話を楽しんでみては如
何でしょうか。 |
神奈川銀鈴会の会報第44号(平成29年)から掲載しました |